7期性の実習前面接授業の2回目が終了しました。
近年の少子化に伴い小児医療では、入院患児の減少・専門医の不足などの問題から小児病棟が閉鎖され、入院患児の重症化・小児看護の専門化が指摘されています。入学時に学生さんからは、小児看護は「未経験であり想像ができない」、「未知で不安」と相談されることがあり、常に小児看護についてイメージできるようにしています。
今回の実習前SCでは、小児看護に必要な「子どもの成長・発達」、「子どもの権利および倫理」、「子どもの安全」「入院・外来における小児看護」「子どもと家族への看護」「子どもの疾患」など、特に実習に必要な項目について、DVDや実際の映像を取り入れ、小児看護の経験談などを交えながら講義をしました。また、国家試験対策の重要ポイントについても同時に解説しました。
講義後のアンケートでは、ほぼ全員が理解できたとの回答で少し安心しています。
今回2回目の授業は学生101名の参加だったのですが、ほとんどの方が仕事や家庭と両立しながらの学習であり、皆さん真剣に講義を聴いておられました。頑張っている姿はいつも頭が下がる思いです。
学生皆さんが小児看護を理解し実践できること、そして看護師国家試験に合格できることを祈りながら、共に頑張っていきたいと思います。
小児看護学担当 福島より