看護通信教育科(看護師2年課程通信制)にて看護業界セミナー「新卒だって、訪問看護!~看護が地域でかがやく時代に~」と題して、一般社団法人大阪府訪問看護ステーション協会会長 榮木 教子様にお話をいただきました。
榮木会長は訪問看護を22年経験され、現在は会長職でありがながらも現役で訪問しておられます。榮木会長が今まで経験された症例をいろいろ紹介しながら在宅看護の本質をお話いただきました。
現在は地域包括ケアと言われる時代で、訪問看護というより地域看護というお話がありました。看護師の活躍の場が広がり、看護職の幅も広がってきています。「ときどき入院 ほぼ在宅」となる時代に「自分らしく 活き活きと 生ききる支援」をするために、訪問看護は一人で判断しないといけないという不安があるかもしれないが、チームで仕事をすることが地域看護である。そのためにいろいろな交流会や研修会があること、そして大阪府訪問看護ステーション協会でも研修プログラムがしっかりと用意されており、安心して訪問看護師を始められるというお話をいただきました。
学生の中には、訪問看護をしている方、これから訪問看護を目指す方がおりますが、看護師になれば管理者にもなれること、事業を起こせること、将来の幅が広がること、また榮木会長の将来の夢である新しい概念の訪問看護ステーションなどいろいろな話が聞け、学生にとっても充実した時間でした。
これからも授業の1コマで業界セミナーを開催していきます。