大阪保健福祉専門学校の看護系学科では、業界と連携して、定期的に講師を招き、セミナーを開催しております。今回は、准看護師を取得して10年以上のキャリアの方々が、看護師へステップアップするために勉強している看護通信教育科の1年生を対象に実施いたしました。
今回のセミナーは2部構成となっており、1部は、医療法人社団 甲友会 西宮協立脳神経外科病院 清田看護部長より、「急性期病院におけるチーム医療の重要性と落とし穴」、2部では、一般社団法人 日本海員掖済会 神戸掖済会病院 大前看護部長より「通信課程卒業生の経験を踏まえて」という内容でそれぞれご講演いただきました。
西宮協立脳神経外科病院の清田看護部長の講演では、チーム医療の中で24時間、患者の側に居る看護師の重要性や、医療チームの連携では各職種の業務内容のお話も入れながら、看護師の持つ役割がとても重要であることなどのお話をいただきました。学生たちも自分の臨床経験と比較しながら熱心に聞いていました。
神戸掖済会病院の大前看護部長からは、看護師のキャリアデザインについてそしてキャリアアップするにあたり各人のライフステージにあわせてスタートできることまた病院組織や看護部がどのようにバックアップしているのかなど、通信課程卒業生の体験(業務の中で自分が興味関心を持った内容が、自分のキャリアアップに繋がるということなど)を踏まえて話してくれました。
参加した学生からは、今回の講演に関して「とても良かった」「このような機会があれば、今後も参加したい」などの感想が多く聞かれました。
大阪保健福祉専門学校では、このような業界の生の声を聞けるチャンスをいろいろと用意しております。また今週土曜日にも、京都の病院様にご来校いただき、お話いただきます。今後も、業界と連携して、学生さん達への情報提供をしたいと思います。